クロツグミ
2010年 08月 08日
私 : 「何処へ行こうか? 何撮りたい? こんなに暑いと奥日光しかないか・・・。」
hanako : 「ノビちゃんもいいけど・・・、クロツグミ撮りた~い。あぁ、私には縁の無いクロちゃん・・・。」
クロツグミは
私達の夏鳥のフィールドである県北の森の渓谷に普通に居るのだが
どういうわけかこの6年まともに撮れたことが無い。
特にhanakoは悲惨。
ただの一枚も撮ったことが無い。姿すら見たことが無いのです。
そろそろなんとか撮らせてやりたいものだと
その渓谷へ早朝から行ってみました。
渓谷に入ると湿度がもの凄い。
あっと言う間に衣類と機材が湿ってしまった。
あ~ぁ、ヤダヤダ。
こんな状況だと直ぐに私の気持ちは萎えてしまって
いつもならさっさと逃げ帰ってしまうのですが
我慢して下流側に歩を進めているわけは
クロツグミの囀りが向かう先から聞こえてくるから。
じわじわ進んでなんとか囀っている木の近く迄来たのですが
これからが大変。
姿を見つけようと懸命に捜すもなかなか見つけられない。(;´Д`A ```
漸くちょっとだけ動いてくれた姿を見止めて
↓ 5D + Ai Nikkor ED 400㎜ F3.5s (IF) + シグマAPOテレコン2×
これでは見つけ難いはずだよなぁ。
暗い森に黒い鳥・・・。
hanakoは私から少し離れて撮影していたのですが
画像を確認して見ると
撮っていたのはオオルリの巣立ち直後と思われる幼鳥。
本人はクロツグミと思って撮っていたようですが
確かに似ている。
特に幼鳥は腹に斑模様があるので見間違うのも無理はない。
(やはり、hanakoには縁が無い鳥なのかなぁ。)
一旦このクロツグミは姿を消したのですが
きっと又戻ってくるはずと
暫くこの場で待機することに。
30分ほどしたら
囀りが遠くから近付いてきて
↓ 5D + Ai Nikkor ED 400㎜ F3.5s (IF) + シグマAPOテレコン2×
このときは自分の撮影よりも
すぐ後ろで撮影しているhanakoのほうが気がかり。
私 : 「おいっ、撮っているか? 枝被ってないか。大丈夫か?」
そのhanakoの分
↓ 7D + EF400mmF5.6L USM by hanako
私がうるさかったせいか、初撮りであせっていたのか
その撮影分のほとんが後ピンのピンボケ。
でもまあ、なんとか撮れたので良かった。
ここで小休止。
hanakoは車中に待たせている老犬の様子を見るために
一旦駐車場に戻ることに。
hanako : 「カメラ三脚置いていっていい?」
私 : 「いや、途中でクロツグミに出くわすかもしれないから持っていったほうがいい。」
hanakoがカメラを担いで戻っていったその直後
hanakoの向かった方向からクロツグミの囀りが聞こえ
そちらを注視していると飛んできた!
そして私の真向かいの枝に止まった!
↓ 5D + Ai Nikkor ED 400㎜ F3.5s (IF) + シグマAPOテレコン2×
マズイッ、これは絶対にマズイ。
hanakoが戻って来たら何と言われるか・・・。( ̄‥ ̄;) ヤ、ヤバイ・・
(フ~ン、私に犬を見にやらせて自分だけ撮っているんだぁ・・・。(▼O▼メ)
暫くしてhanakoが戻ってきて
私 : 「どうだった?クロツグミに出会えたか?」
hanako : 「(ニヤッ)ムフフ・・・、なんとかね。」
(ホッ、)さっそく画像を確認すると
↓ 7D + EF400mmF5.6L USM by hanako
私 : 「おおっ、こういう苔むした石に止まっているクロツグミを撮りたいんだよなぁ。良く撮ったなぁ。」(ヨイショ)
hanako : 「でもすぐ動くから証拠写真程度だよ。お父さんどうだった。」
私 : 「うっ、うん。こっちにもなんとか来てくれてさぁ・・・。」(画像を見せると)
hanako : 「おおっ、良いとこに止まってくれたんだ。良かったねぇ。」
というわけでなんとか(´▽`) ホッ。
大変疲れてしまったクロツグミ撮りでした。
by ruddys
| 2010-08-08 07:47
| クロツグミ